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勘定科目ごとの税務上の取り扱いも掲載していますので、法人税・消費税について分からなくなっ た時も勘定科目一覧から検索して参考にしてください。
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科目の名前

前払費用                

科目の説明 前払費用とは、一定の契約に従い、継続して役務の提供を受ける場合、いまだ提供されていない役務に対して支払われた対価をいう。
表示される場所 流動資産
計上時期 決算時の調整のための特殊な科目で、翌期にはもう一度、費用の科目に振り替えます。

注意点

注意点

貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に費用となるものは、「前払費用」として流動資産に属するものとし、1年を超える期間を経て費用となるものは、「長期前払費用」として投資その他の資産に属するものとする。

税務上の
取り扱い

次の要件を満たす費用については当期の損金として計上することが認められており、節税対策としてよく利用されます。(短期前払費用の特例)

具体的には家賃、支払利息、保険料などです。

@短期(1年以内)の前払いであること

A継続的に同じ処理が行われていること

B一定の契約にもとづき継続的に役務の提供を受けるために支出した費用

消費税の区分

消費税の対象外となります。

その他  
仕訳例
期末に、すでに支払ったリース料の未経過分150,000円を前払費用として計上した場合。
前払費用
¥150,000-
リース料
¥150,000-

翌期首に、前期に前払計上したリース料150,000円を振り戻した場合。
リース料

¥150,000-

前払費用

¥150,000-